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歴史と文化が薫る街、金沢で暮らす|街の情報サイトLIFES

DEUX ANKRES

2018.06.01

寒いのか暑いのか、どっちつかずのお天気が続いておりました。
タンクトップにサングラス、お気に召すままサマーシティー なアニキが、今か今かとバスを待っているかと思えば、ダウンジャケットにストールをなびかせ、絶好調 真冬の恋 スピードに乗って そのバスに滑り込み、安堵の表情で首元を整えるお姉様。元祖ガマン系ファッショニスタ、高見恭子さんも腰を抜かす程のファッションイデオロギーを目の当たりにした僕の自律神経は体感温度の適正値を見失い、そのあまりにも振り幅の大きい視覚情報により体調を崩してしまいます。
ご存知のとおり雨が多いベルギーですが、晴れた日には特有の真っ白な日光で町が照らされ、市民を心から陽気にさせます。ここ自転車王国であるベルギーでそんなせっかくのお天気の下、自転車が無ければ何も始まらないという事で購入いたしました。
9000
型式名は ” フジタスポルト9000 ” 。装備されている水筒はもちろん信頼のタイガーです。
「おいフジタ。この逃げられない石畳の中、こんなツッコミタイプでお買い物してたらそのうちお尻が2つに割れちゃうよ!」という事でこちらも導入しました。
808
型式名は ” ヤオハチ 808 ” 。装備されているバスケットは安心のFRUIT 4 YOUです。
自転車至上主義国ベルギー。お世辞にも交通インフラが整っているとは言えないこの国において、そのヒエラルキーは揺るぎなく頂点に君臨しており、過激派が愛車のお尻からスローガンをぶら下げているのをよく見かけます。
weam
” これでこの世から自動車が一台去りました ” と書かれています。
オウドビーステンマルクツでは毎月最終土曜に ” 中古自転車市場 ” が開催されています。ビンテージやオールドタイマー、スポーツ、エクストリーム、マムンダッドからルクプルアフェア、などあらゆる中古車が一堂に会されます。

Tweedehands fietsenmarkt ©Stad Gent

 ©Stad Gent 

ベルギーが産み落とした国民的ヒーロー 、ツール・ド・フランスを4年連続制覇、未だ塗り変えられていない数々の記録保持者、そして、こよなくヘビーなスモーカーでもあるロードレーサー ” エディ・メルクス ” 。晴れた日にはそんな彼になったつもりでペダルを漕いでいます。
それでは。